なごみカフェ 

~豊かなこころで、シンプルな暮らし~

献立に悩まないで! 毎日、同じようでも本当は飽きない

東京都では「ステイホーム週間」が始まり、

自宅で過ごす時間がより多くなりました。

生活必需品の買物は、3日に1回というメッセージがありましたが、

家族構成や必要な物が違いますので、皆が今までよりも

少なくするよう努めればよいのではないでしょうか。

 

また、店側の状況も様々ですので、対策は一律でなくても。

工夫しておられることは、利用者側がわかります。

 

そのような状況で、生活のリズムが変わり、

毎日の食事の支度を家族分きっちり用意することを、

負担に感じている家庭もあるのでは。

 

でも、毎日メインは必要でしょうか。

品数が少ないと食卓は寂しいでしょうか。

そんなことはないと思います。

 

基本となるものを季節にあわせて少しずつ変えてゆく、

いえ、季節が変われば旬の野菜も変わり、

自然と同じではなくなります。

 

パン、パスタ、ごはん、うどん、ラーメン……。

主食となるものは、まんべんなく食べる必要もないのです。

 

この時期だからこそ、シンプルな食卓を家族で囲む時間を、

大切にできたらと思います。

 

わたしは、雑穀米を多めに入れて炊いた、ごはんが主食。

紫がかった色合いがアクセントにもなります。

 

トッピングは色々。

しらすや摺りごま、塩昆布などはそのままでよいし、

千切りにして炒めたピーマンに鰹節と醤油で味をつけ、

ごはんに盛り仕上げにゴマ油を少々、というのもなかなかです。

肉厚のピーマンはみずみずしく、苦味が少ないので美味しい。

 

卵を小皿にとき、チーズを入れて、レンジへ。

少し固まったらかきまぜる、を数回くりかえし、

ふわとろになったらごはんの上に。

チーズを入れず、ミートソースやカレー、レタスなどをプラスしても。

バリエーションは無限です。

 

そして、具だくさんのお味噌汁にサラダなどの小鉢を一品。

 

三点を黒い漆器のプレートに、箸と箸置きと共にセット。

黒は料理や野菜がよりきれいに見えるので、満足度が上がります。

 

ちょっとした工夫をしてみましょう。

名前がない料理でもよいと思いませんか。

たまには、デリバリーやお店のお惣菜を利用するなどして、

無理なく、こころにも身体にも豊かな食生活を

続けてゆけたらよいと思います。

 

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ふだんは出汁などとらず、食材からのうまみでOKですよ。
 

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 本日の一杯 

 アイデアで勝負!

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料理が得意な人ばかりではありません。

それでも、毎日の食事は必要不可欠で、

用意される方は、家族の健康を考えますよね。

 

わたしは、シチューにはパン、という思いこみがありました。

あるお宅で、シチューライス(カレーライスのシチュー版)を

もてなされ、びっくり。なぜ、思いつかなかったのでしょう!

 

いまでは、先入観をもたず、あるもので食事をすることが

できるようになりました。

 

料理を負担に感じるなら、よく作るもののバリエーションで、

乗り切りましょう!

それが、スタンダードになり、飽きのこないスタイルに

なってゆくかもしれません。

 

特別なことは、またの機会に。

基本の食生活を支えているのは「ふつうにおいしい」

繰り返しの献立です。