あふれる情報の中から、
「得」をキャッチすることは、
大切でしょうか。
食費を○○円で、など、ネットなどで
よそ様の家計を垣間見て、
すごい、と思うことがありました。
でも、どのモデルケースも
わたしには当てはまりません。
おそらく、大半の方が
そうなのではないかと思います。
節約がそれほど必要ではないにもかかわらず、
こころを削りながら過ごしている方も、
おられるのではないでしょうか。
同じような暮らしに見えても、
大きく違うところがあるものです。
それは、収入かもしれないし、
考え方かもしれない。
大切に思う物事のこともあるでしょう。
楽しい、嬉しい、と感じることを
増やしてゆくことが、
豊かな暮らしに繋がると思うのです。
それは、自然と節約にもなっています。
お財布の口をしっかり締めるのは、最初に「安い」って思ったとき。最初に「おいしそう」とか「使ってみたい」とか「素敵!」って思ったら大丈夫。淡々と補充する日用品は「安い」を優先しても。上手く使い分けて、こころも家計もバランスをとって!
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本日の一杯☕
みんなが得するならいいな
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「得」って、だれにとってのものでしょう。
本当に必要な人が手にしてこそ、
「得」が活かされるかもしれません。
そうでないなら、
「得をした」という思いを
手に入れたいだけなのでは。
今は、対面販売を避けることは
いたしかたないことですが、
店舗で買物をする方が好きです。
店員さんの心遣いや笑顔や想いなどが
物事に付加価値を与えてくれると
思うからです。
携わった方々に自然と感謝して、
喜びも大きくなります。
こころがワクワクする物事を
選ぶことが一番大切。
一円でも安いもの、という選び方はしません。
以前、この考えでいたら、
もっと安い物を見つけたとき、
悔しくなってしまったの。
もっと、もっと、安いもの…。
これだと、わたしは、永遠に豊かなこころを
手に入れることができないと思ったのです。
そんなわたしに、
悲しくなってしまったのです。
本当の「得」とは、
気持ちを上げてくれる物事を、
選んでゆくことだと思います。
そうでない物事は選ばない。
貯めることに向かう意識を
使うことに向けてみて下さい。
それがその人に合った節約であり、
こころ豊かに暮らす鍵だと思います。