若い方から年配の方まで、
「どこで服や雑貨を買っているの?」
と聞かれることがあります。
なんだかいいなぁ、と感じて下さるようです。
それは、みなさんの心の中に、
ここちよいものを傍らにおきたい、
よい方へ変えてゆきたい、
という気持ちがあるからだと思います。
でも、みなさん、口を揃えて
おっしゃいます。
「私には無理。」
そんなことはありません!
わたし達は見た目もこころも
変わってゆくもの。
それを、こころに留めておいてください。
ノースリーブのワンピース、なんだか同じよう。でも、試着したらわかります。そういう経験が積み重なってゆくから、「今」のわたしにぴったりなのは左から二番目って見ただけでわかるの。試着室では腕をあげたり座ったり、合わせる物を思い巡らせたり。…大丈夫、レジに行こう。
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本日の一杯☕
服に合わせない、今の自分に合わせる
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よくわからないまま、なんとなく手にした服は
やっぱり、なんとなく違う気がしませんか?
自分を置き去りにして、服を選ぶのは、
たくさんあるパズルのピースを、
ひとつずつ試しているようなものです。
いつかきっと素敵な服に出会える!
そういう気持ちは長続きしません。
お財布にも厳しい。
自分を知るために、
骨格診断や、カラー診断など、
よいことだと思います。
でも、その前に、自分に聞いて欲しい。
ゆずれないものは何?
カジュアルでもきちんと感をアップしたい、
足元はぜったいスニーカー、
天然素材が好き、
夏でも冷房対策が必須……。
それぞれですね。
ゆずれないものを軸にして
コーディネートを考えてゆくと
快適さが手に入ります。
そこに、あなたらしさを足してゆく。
ゆずれないものが分かったら、
人を頼ってもよいかもしれません。
大切なのはそのくり返し。
だって、
わたし達は見た目もこころも
変わってゆくもの。
今のわたしは、
5年前のわたしとも違うし、
5年後のわたしとも違うでしょう。
だから、
どこでどんな服を
買ったらよいかと考えるより、
今のわたしはどうだろう、と考える方が先。
似合う服がわからない、
という悩みを解決する近道です。