そろそろ6月。
雨の季節が近づいてきました。
洗濯物はパリッと乾かないけれど、
雨に濡れた草花は鮮やかで、
目にすると、こころは晴れやかになります。
革製品は濡れるとダメージを受けるので、
防水スプレーをしても、雨の日の使用は避けたいもの。
布製の靴は中まで水がしみると、乾かすことが大変です。
合成皮革の靴はお持ちでしょうか。
ちょっとした雨の日には、使い勝手がよいと思います。
カジュアルなものだけでなく、
ビジネスシューズも、パンプスも、
きちんと感のあるデザインがたくさんあります。
中には、本革のようなシワまで再現されていて、
一見、合成皮革と判断ができないものまで!
持っているなら、どんどん履いてください。
スペアにとっておこう、と仕舞い込まないように。
わたしたち人間が生まれたその日から老化していくように、
合成皮革も日がたつにつれ劣化していくのです。
本革は使い込むほど味がでたり、
手入れや修理によって蘇ったりすることもあります。
合成皮革はそういうことがありません。
どんなに手をかけても、新品のようにはならないのです。
技術の進歩で品質は向上していますが、
少し注意が必要です。
雨の日は、ファッション、安全、快適さ、どれも大切なことがありますね。レイン対応の本革の靴も増えています。シーンによって使いわけて。
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本日の一杯 ☕
物の特性を知る
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街中や駅のホーム、階段などで、
足の形のラバーが落ちているのを
ときどき見かけます。
アウトソール(靴底)です。
合成皮革は、見た目はきれいでも、
歩いていて、突然、破損することがあるそうです。
たまに履いたら、アッパーが硬くなっていて、足の動きに沿わず、
アウトソールがバリっとはがれてしまうのです。
女性のパンプスなら、ひび割れ程度ですみますが、
男性のビジネスシューズは、ダメージが大きいです。
こればかりは予測ができないので、
どうかお気をつけくださいね。