なごみカフェ 

~豊かなこころで、シンプルな暮らし~

ファッションは足元から~靴選びのむずかしさ

店頭で一目ぼれした靴に足を入れてみて、

すぐに購入できることは多いでしょうか。

その靴を履いて快適さは続くでしょうか。

もし、そうなら、恵まれた足に感謝してくださいね。

 

洋服なら手直しできるものもありますが、

靴はなかなかむずかしく、

靴に足を合わせておられる方も多いでしょう。

中敷きやパッド、靴下などで調整できるなら、

問題はありません。

 

わたしの足は、幅が狭く、踵が小さく、指が長いのです。

試し履きをしようと靴を脱ぐと、お店の方が

あぁ……、とがっかりします。

 

「残念ですが、お客様に合う靴の取り扱いがございません」

 

幅の狭い靴を扱う専門店のいくつかで、そう宣告されました。

 

踵のサイズは類を見ないほど小さいそうで、

摺れて本来の踵の上にもうひとつ、自ら踵を作っているのです。

疑似踵! 笑えます。

 

日本で快適な靴を手に入れるには、

もはや、フルオーダーしかないかと思います。

でも、なぜか海外の日常使いのメーカーの靴が

しっくりくることもあるのです。

 

わたしにとって、靴探しはとても大変です。

サイズが合うことはもちろんですが、色もデザインも

わたしのテイストに合っていてほしい。欲張りです。

 

みなさまはいかがでしょうか。

 

f:id:nagomi_cafe:20200526220009j:plain

立ち姿はバッチリなのに駅まで歩けない、という靴はありますか? パーティーに行くなら会場で履きかえてもよいのでは。用途によって使いわけた方がよい場合があります。

 

*********************

 本日の一杯 

 失敗を恐れず、知識と経験を増やす

*********************

靴が好きです。

ですから、知識と経験を増やしながら、

あきらめず靴探しをしています。

 

今では、足を入れた瞬間に、判断できるようになりました。

調整の範囲を超えてしまう靴を、購入することはありません。

こういう形ならここに気を付けよう、とパターンがわかると、

選べる靴があるものです。

 

たくさん失敗もしました。

踵に合わせたら足長が足りなくて爪が圧迫されてとれちゃったり、

幅が狭くても踵が大きくて歩けず散財に終わったり……。

 

安価な靴がダメなわけでもなく、

高価な靴がよいわけでもありません。

 

自分の靴を作るために靴職人になろうかと、

学校のパンフレットを見つめていたこともありました。

 

だから、いつかは、ぴったりの靴、と思うのです。

 

 

Meduce(フランス):日本ではレインブーツとして紹介されていますが、フランスではガーデニングなどで使うことが多いようです。足首がホールドされるので、慣れるまで着脱に時間がかかるかもしれません。ロングタイプを愛用しています。少し重さがありますがフォルムがとてもきれいで、手持ちの靴で一番ぴったり。歩きやすいです。履き口についているチャームのモチーフは、くらげ(meduce)です。しとしと降る雨なら、ショートタイプが活躍。レディースもメンズも。