なぜ、失敗したことはこころに残っているのに、
なぜ、成功したことは忘れてしまうのでしょう。
もっと、こうすればよかったとか、
もっと、ああすればよかったとか、
こころの中で繰り返している。
はじめて何かができたとき、とても嬉しいはずなのです。
たとえば、はじめて立ち上がったとか、
お箸が持てるようになったとか、自転車に乗れたとか。
すごく嬉しいことをあっさり忘れてしまう。
目標が多いからか、欲がでるからか。
ほんとうは、すごい自分をもっとしっかり覚えていても
よいと思うのです。
ひとつずつ、ちゃんとできるようになっている。後ろを振り返ったら、きっと昔の自分が笑っているよ!
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本日の一杯 ☕
成功したことを、強く覚えている
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要領がよくなったり、慣れてしまったり、で、
新しいことを始めるのが面倒になることがあります。
新しいことを始めたら、ちょっとした壁にひるんで、
あっさりあきらめてしまうことも。
立ち上がったり、お箸が持てたり、自転車に乗れたり、は
ずっと前のことだけれど、すこし前に、そういうこと、
あるでしょう?
できなかったことが、できて、嬉しかったことが。
その時の気持ちを、どうか、強く強く覚えていてくださいね。
くじけそうになった時、それを思いだすのです。
今はまだできないけど、できるようになるはず。
だって、あの時はできたのだから、って。