だいぶ前のことです。
家計簿をつけようと思いたちました。
目を背けていたことに
向き合う決心をしたのです。
そこで、市販の家計簿を購入したのですが、
途中から真っ白。
家計簿ソフトでの管理も続きませんでした。
もっとシンプル＆フレキシブルがいいなあ、
と思いました。
その後、表計算ソフトで自作した
家計簿を改定しながら、10年が過ぎました。
わたしに合う方法がみつかったのです。
そうしたら、給料日すら忘れるほど、
貯金のことを考えなくなりました。
指南本をいくら読んでも、
実際にやってみないとわからないことがあります。
今の自分にぴったりな方法なら続けられるし、
無理なく貯金ができるようになりますよ。
お金のこと、苦手でも大丈夫。毎日きっちり正確になんて思わないで。自分と相談して、ちょうどよいやり方をみつけていこう。そうしたら、もっと知りたくなるかもしれない。楽しくなるかもしれない。お金は、自分をだれかを幸せにできる。幸せの一部を担っている。きれいなものだと思うの。だから、上手に使おう。
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本日の一杯 ☕
できることは必ずある
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わたしは、年間予算を12で割って、
1ケ月の予算を組みます。
そうすると、大きく状況が変わらなければ、
予算内でやりくりできるようになります。
逆にいうと、予算外のお金は、
自然とたまってゆきます。
固定費（月額利用料など、決まった金額のもの）、
変動費（食費など金額が毎月変わるもの）、
特別出費にわけ、
費目もできるだけ少なくします。
買物をしたらレシートを必ず受け取り、
家計簿に入力してゆきます。
といっても、各費目の月の合計金額を
打ち換えるだけ。
大きな出費はセルにコメントを残し、
振り返ることができるように。
月の予算からマイナスされてゆくので、
どのくらい使ったのか残っているのか、
一目でわかります。
そうすると、月内で支出をコントロール
できるようになります。
意識するかしないか、の差ですが、
それはとても大きいと思います。
わたしが気に入っている仕組みは二つ。
ひとつは、「振り替え」です。
購入を考えていた物がみつかったけれど、
今月はオーバーだから我慢、
ということはありませんか？
好みの物は毎月一つずつ
みつかるわけではないし、
来月と思っているとなくなってしまうことも。
基本は月単位で管理しているのですが、
年間の予算を越えなければOK
としているので、
オーバーしたら
前後の月に振り替えてゆきます。
前月までの予算に余裕があればそちらへ、
なければ翌月以降の予算を修正します。
もうひとつは、「お年玉」です。
年間予算内におさめたら、
差額はお年玉として翌年に繰り越します。
それは、自由に使ってよいお金。
頑張った自分へのボーナスです。
自分にあった仕組みを作って、
楽しみを盛り込むと、
ストレスなく貯金することができます。
お金を貯めることよりも、
お金を使うことを、
まず考えてみてはどうでしょう。
幸せと思えることやものを
増やしてゆくようにすると、
こころが幸せで満ち足りるので、
散財することがありません。
お金が貯まったらしたいことを、
うっとり想像するのもいいですね。
一年を振り返って、
どんな風にお金を使ったか、
失敗した買物などをメモしておくと、
自分の癖がわかりますよ。
だれかと同じようにできなくて大丈夫。
自分のやり方がちゃんとみつかるから。
