東京に雪の予報がでると
積もらなければいいなあと思います。
結露が凍って窓は開かなくなり、
カーテンも凍るほど。
雪対策をしていない室内は、
冷凍庫のようです。
それでも、たまに見る
真っ白な世界にうっとりすることも。
きれいだな。
ところがそんな時間は長く続きません。
雪が止むと、ソワソワ。
ダウンのフードを被り手袋をして、
ちりとりを持って外にでます。
わたしの雪かきスタイルです。
中腰になって
せっせと雪をどかし
通路をつくってゆきます。
無心……。
身体が温まってきます。
ひとしきり雪をかいた後は
清々しい気分。
このくらいの雪かきが好き。
翌日はおしりが筋肉痛で、
いい仕事したわ~と思います。
雪国ではちょっとしたことでしょうが、
ここでは大騒ぎするレベル。
わたしにとっては、
冬の恒例スポーツになっています。
ストリートダンスをしていました。ごく普通の、見かけも中身も地味なわたしが、たまたまみたダンスにこころを奪われたのです。かっこいい! ダンススクールで一回りも若い人達の中に入ると浮いています。動きだってかなりヘン。それでも発表会に出たいと言ったら、快く受け入れてくれました。自分のダンスを極め、人のダンスを認める。他人のことを悪く言う人はいません。他人を認める=リスペクトする、なのかなと、今、思います。それぞれに良いところがあると知っている。観客が一回の失敗で✖をつけても、仲間は努力を分かっている。自分がこころから楽しまないと観客に伝わらないことも知っている。だから、苦しいこともピカピカの笑顔でさらっとみせる。そのために練習する。 スノーボード ハーフパイプで、平野歩夢さんが金メダルをとったとき、オリンピックを見て初めて泣きました。同時に選手達の放つキラキラ感がまぶしくて仕方ありませんでした。 雪が降ったらそんなことを思い出し、結局は無心になって雪かきしちゃうんだろうな、わたしは。
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本日の一杯☕
厳しさが美しさを支えている
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冬季オリンピックも終盤。
どの競技も選手のひたむきさに
こころを奪われます。
雪と氷は危険をはらみつつ
美しさをたたえ、
自然の厳しさをみせつけます。
実はオリンピックが
好きではありませんでした。
国を背負っているという
選手にかかる重圧や、
よい成績が出なかったときの
コメントが切なくて、
好きになれなかったのです。
国は練習する環境を整えていたの?
メディアが
メダル、メダルと騒ぐことも。
代表になってくれたのだから、
選手にしかできないのだから、
結果はどうであれ、努力をもっと知りたい。
競技のことをもっと知りたい。
そういう報道をしてほしい。
ずっと思っていました。
見るようになったのは、
スノーボード競技が加わってから。
いつみても気持ちがいい。
自分と向き合う真っすぐな姿、
いく度もの悔しさや苦しさを通り抜けた
その先にある笑顔がまぶしく、
選手達に
こころからエールを贈ります。
今週のお題「冬のスポーツ」