かつては、ふかふかで、ほんのり甘い食パンや
デザートパンが大好きでした。
バターやジャム、チョコレートスプレッドなどを買いそろえ、
クロワッサンやでデニッシュなどに夢中になりました。
今は、もう何年も、ドイツのライ麦パンがお気に入りです。
ライ麦パンは、小さくて黒っぽくて、なんとも地味な姿。
そして、重い。
酸味を感じるものあります。
おいしく食べるには、どうしたらよいのか迷いました。
だから、はじめは、ライ麦の割合が低く、ドライフルーツや種、
ナッツ、ゴマ、豆などが入ったものを選んで、
そのまま食べていました。
トースターでさっと焼くと、まわりがカリッとして、とてもおいしい。
だんだんと、ライ麦のみの、シンプルなパンを選ぶようになりました。
クリームチーズや、缶詰のサバに胡椒をふっただけのフレーク、
塩ゆでしたキドニービーンズや枝豆をつぶしたペースト、
トマトソースやチーズなどをトッピングしたオープンサンドは、
しっかりと食事になります。
特別なものを用意しなくても作れるのが、うれしいところ。
彩り野菜を添えれば、華やかな食卓の完成です。
購入したパンは、薄くスライスして、個別にラップでくるみ、冷凍に。
コンパクトなドイツパンは、冷凍庫で場所をとりません。
食物繊維が多く栄養価が高いライ麦パンですが、
なじみがない方は、ライ麦の割合が少ないものからどうぞ。
リンデ
百貨店などの催事に出店することがあります。
ホームページの「催事情報」をご覧ください。
ハーフでも購入でき、お得なセットも種類が豊富です。
サンドイッチやオープンサンドに。何をはさむ? 何をのせる? お好みで。
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本日の一杯 ☕
こだわりすぎない
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わたしは、フランスに、パリに、憧れていました。
おしゃれで、華やかで、ワクワクするから。
そこに居場所がありそうな気がして、
フランス語を何年も勉強したのだけど、
いつも、途中で苦しくなってしまいました。
学びが楽しくないなら、もうやめよう。
憧れだけで語学を習得するのは、無理でした。
もともと、話すことが、会話が、得意ではないのです。
母国語もままならないのに、
外国語がペラペラ話せるようになるとは、思えませんでした。
わたしの居場所は、
憧れとは、別のところにあるのかもしれない。
こだわりをなくしたら、見えるものが違ってきました。