なごみカフェ 

~豊かなこころで、シンプルな暮らし~

あきない家庭料理、シンプルなおいしさ

本格的な味を家庭で再現できるような

調味料もたくさんあり、

手軽にさまざまな味を楽しむことができます。

 

つぎつぎと新製品が登場して、

どんどん複雑になっていくような印象を受けます。

 

そのおいしさは、本物でしょうか?

 

天然塩はうま味がありほんのり甘く、

自然発酵の味噌は出汁をとらなくても十分。

そして、まろやかな醤油があれば、

わたしは、日々の食事に困りません。

 

常に新しい味を追い求めなくとも

よいのではないでしょうか。

 

得意な料理を軸に、それぞれの家庭料理を。

本格的な味はプロにまかせて楽しんでみては。

 

f:id:nagomi_cafe:20201115201937p:plain

安価な食物は旨味調味料や添加物などで、おいしさを感じる加工がされているものもあります。安くておいしくて日持ちするものは注意して。後味がすっきりしないとか違和感を感じたら、今の味覚にあっていないのかもしれません。混じりけのない食品と比較してみるとよいですよ。

 

*********************

 本日の一杯 

 味覚をとぎすます

*********************

日本の料理はどれもおいしいのだけど、

おいしすぎておしくないというか……。

野菜があまりとれないメニューが多いですね。

 

外国の方が言葉選びに苦戦しておられました。

 

わたしはその気持ちがとてもよくわかりました。

 

デパートの食品売場は華やかで、

各国の料理や凝った料理が並びます。

 

街の総菜店はリーズナブルで活気があり、

よい香りにひきよせられることも。

 

でも、毎日となると躊躇します。

 

 

その外国の方が、そう日本人に話すと、

 

「毎日デパ地下のお惣菜が食卓に並んだら

 豪華で嬉しいけど! 

 毎日おいしすぎるのがどうしてダメなの?」 

 

という人が多いそうです。

 

その方の国では、お店で売っている惣菜は家庭料理。

見た目のインパクトはありませんが、

種類が豊富で味付けがシンプル、そしてリーズナブル。

 

いろいろなものを少しずつ買って栄養のバランスも

とれるそうです。

そういうお店がたくさんあるから食べあきない。

 

日本は、おいしさを追求するあまり、

化学調味料の多用や、

添加物に頼ることも多いと感じます。

 

本当においしいものならよいのですが、

見せかけのおいしさに、ご注意を。

 

味覚を鈍らせてしまうのではないかと

思うのです。

 

おいしいものは、あきないと思います。

家庭の味にほっとすることがあるなら、

ありがたみがよくわかるはず。

 

家庭でレストランのように完璧な料理は、

めざさなくていい。

 

作るのが難しいすごくおいしいもの、

手のこんだものは、プロの料理を時々で、と思います。