秋は活動的になりますね。
澄み渡った空や、ここちよい風、
それでいて陽もまだ強く、
散歩をしているだけで季節を感じます。
わたしは読書家ではありませんが、
今年は小説を読む時間が増えました。
小説は場面を想像して
考えたり楽しんだりすることができるので、
映像とは違った気づきがあります。
本を読み終えて装丁をきちんと見たことがありませんでした。内容がパッとつながるものもあるし、そうではないものもあります。綺麗とかスタイリッシュとか感覚で過ぎてしまうことも。今年の読書の秋は、表紙のイラスト等をよく見ることにしました。そうすると、内容と強烈につながって、ジワジワと、切なくなったり楽しくなったりするのです。自分の中の「読書」というページに、新たな楽しみ方を書き加えました。
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本日の一杯☕
自分の日本語を更新してゆく
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『台北プライベートアイ』
紀 蔚然 (著)、舩山 むつみ (翻訳)
という本を読みました。
台湾に馴染みがないので、
登場人物の名前を覚えるのに
少してこずりました。
地名は本に掲載されている地図をみたり、
ネットで調べたりして楽しみました。
ストーリーがテンポよく展開し、
次々とぺージをめくってゆき、
続きが気になって止まらなくなります。
とくに翻訳がすてき!!
言葉や表現がこころに響き、
日本語ってすてき、と
奥深さを再認識しました。
日常でも、
すてきな言葉を増やしてゆくと
こころも豊かになりそうです。
いつも使っている言葉を
見直してみようと思いました。