なごみカフェ 

~豊かなこころで、シンプルな暮らし~

こころの道路を広く!

 

年功序列が当たり前の職場で、

異例な早さで昇進した方がいました。

 

笑顔が素敵で、話し方が穏やかで、

初夏の涼風のような雰囲気を纏っています。

 

 

当たり前ですが仕事ができます。

 

 

人柄?

 

そんな単純なことかしら?

 

 

管理職に向いている。

 

そう思いました。

脱線したテーマや個別の問題、延々と続くミーティング。議題がわかっているのだから、なぜ考えをまとめてこないのだろう。この場で、どうしましょう、って? イライラしちゃうこともあるけど、世間話が面白い方向に進むこともある。いろいろな考えの人がいるのだから、寛容にならなくちゃ。

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 本日の一杯

 3月、こころの道路を広くしちゃおう!

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その方は、

上司からも部下からも信頼されていました。

 

管理職でも、中間管理職は

苦労が多いと感じます。

 

板挟み、ですね。

 

 

***

 

その方は、上司からの依頼を、

全て引き受けます。 

 

  (え?!)

 

部下と相談してから方法を決定し、

途中経過を報告するよう、

指示を出します。

 

 (意外と普通?)

 

部下から報告を聞き、

途中経過を上司に報告します。

 

 (マメ、がいいのかも?)

 

その後、依頼が

継続したり、変更したり、

とりやめになったりします。

 

***

 

わたし、質問したのです。

若さという武器は無敵でした。

怖いもの知らず!

 

 最初に依頼内容を精査して

 選別した方が、

 時間が無駄にならず、

 効率がいいいのでは?

 

その頃のわたしは、

非効率を排除していました。

生産性を高めるとは、

そういうことだと

思っていたのです。

 

 

答えを聞いて、

こころが動きました。

 

 現場に立っていない人はね、

 出来上がったもので

 判断するしかないんだよ。

 

 だから少し取りかかって、

 どのくらい時間がかかるのか、

 問題点はないか、洗い出す。

 

 それを見てもらって、 

 改めて指示を仰いだり、

 メンバーが出してくれた

 アイデアを提案したりして、

 最終的にいい仕事ができたらって、

 思っているよ。

 

 

すごい!

 

上司も部下も尊重して、

どちらにも同じ顔で、

楽しそうに仕事をする。

 

 

 

職場は仕事をするところ。

 

もちろんそうなのですが、

わたしが働く意味は、

仕事以外で得るものが多いから、

かもしれません。

 

 

 

今週のお題「卒業したいもの」

➡ 手狭なこころ