靴がトータルコーディネートの要、といってもよいと思います。
立ち姿、全身が見えるときは、特にそう感じます。
歩く姿も印象に残ります。
身体を支え、歩行を助ける、靴。
日常使いをするなら、
健康と切り離して考えることはできません。
足に合う靴を選ぶことが大切です。
日本の靴のサイズ表記は、足長だけということが多いですね。
S・M・Lというものもみかけます。
本当は、足長の他に、足幅や踵の大きさ・形、甲の高さ、
指が曲がる位置など、たくさんのチェックポイントがあります。
トラブル知らずの恵まれた足でなければ、
我慢が必要な靴を履き続けることがないよう、
まず足を測定してみましょう。
サイズや状態を把握しておくと、デザインで選んで失敗、
ということが少なくなります。
サイズが合って手入れがゆきとどいている靴はとても素敵です。足元から全体を想像してみて!
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本日の一杯 ☕
ファッションと健康をセットで考えてみる
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電車の座席に座り、視線を落とすと、
目に素敵な足元が飛び込んできました。
紐のついたシンプルな黒い革靴です。
靴が足に沿ってとても美しいフォルム。
ハッとして顔を上げると、
向かいに座っていた靴の主は、欧州の女性でした。
文化の違いでしょうか。
日本人の足元はずんぐりしています。
骨格の違いはもちろんあると思いますが、
「大きい靴」を履いている人が
多いのではないかと感じました。
靴に限っては、大は小を兼ねるという考えはNG。
できるだけぴったりがよいのです。
足が健康であれば、ファッションの幅も広がります。