身体によいといわれる発酵食品。
納豆、味噌、漬物、チーズ……。
数ある発酵食品のなかで、よく食卓に登場するものが、
なにかあると思います。
わたしは、日本の伝統的な発酵食品を、
子どもの頃から好んで口にしていました。
それでも、賞味期限を守り、うっかり過ぎてしまったら、
もう処分するしかないと思っていました。
買物をするとき、いつまで持ちますか？
と聞いてしまうこともよくありました。
「期限表示をしないと販売できないの。
なにかあったとき、だれかのせいにしたいのかしらね。
発酵の度合いは好みだから、期限は気にしなくてもいいのだけど。
食べるか食べないかは、個々に判断すればいいだけのことで」
お店の方がそうおっしゃっていました。
発酵の進み具合により、好みや体調にあわないことが
あるでしょう。
自分で判断するより、表示に従ったほうがラクですし、
体調をくずしたら、摂取した食品のせいに
できるかもしれません。
でも、それは少し残念に感じます。
もっとおいしいと感じるタイミングが
あるかもしれないから！
これはまだ大丈夫、これはちょっと怪しい。
味付けなどがされていない、シンプルな発酵食品なら、
経験と五感を使って、自分の判断を信じて
よいのではないでしょうか。
あと味のよさを求めるなら、おいしさを盛っていないものがよいですよ。人工的なおいしさは、くせになったり、飽きたりする原因になることも。
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本日の一杯 ☕
自分で判断することをこころがける
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チーズはお気に入りの食品のひとつです。
生乳と塩のみで添加物が入らず、ブロック状のものを常備しています。
種類はそのときどきで変わりますが、
ゴーダはくせがなく扱いやすいので重宝します。
コンテはスライサ－で薄く削り、パンに合わせても。
どれも特別なものではなく、一つを使い切っています。
ムラカワ(株)さんの取り扱うチーズは、くせがなく食べやすいものが多いです。
ブロックも日本人好みで選びやすく、日本のチーズよりマイルドなものも。
デンマークのアーラのチーズはお手頃で、クリームチーズもおすすめです。
好みの調味料や食材がいくつかあると、
それらを中心に食卓が整ってゆきますよ。
わたしにとっては、そういうものがあることで、
いつもの食事が飽きないのだと思います。
