久しぶりに、ぐるっとパスを購入しました。
掲載施設が入館無料や割引になり、
入館予約が不要になる施設もあるので、
気が向いたときにふらっと
訪れることができるのも魅力。
一つの施設は一回のみ利用可能なので、
フリーパスではないのですが、
メトロの一日乗車券とセットのものもあり、
使い方によっては充実した一日を過ごせます。
4月から翌年3月のうち、
最初の利用日から2カ月間利用できます。
ところが、
今年は発売後、早々に購入したのに、
なんだか乗り気にならず、
少し後悔をしました。
期限がせまって、
消化するために使う、
前売りあるあるかもしれません。
芸術に触れるとき、有名とか無名とか技術がどうのとか、気にしなくてもいい。ただ、眺めて、こころを温めたりスパイスを振り入れたり。夕焼けみたいに色づいてゆく木々がよく晴れた青い空に映える。秋が深まるにつれ活動的になるのは気のせいかしら。
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本日の一杯☕
いきおいで、とびこんでみる
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美術館に行きたい！
そういう日がやってきました。
計画を立てるのも楽しい。
外歩きが気持ちよい季節。
静かで緑の多いところに
行きたくなりました。
最初に選んだのは、永青文庫。
肥後細川庭園でのんびり読書もしたい。
まずは9時に開園する庭園に入り
散策しました。
ししおどしの響きにも癒されます。
松聲閣（しょうせいかく）では
「那須良輔の文化紀行」というイベントを
開催していて、
ほっこりする絵に出会えました。
その上、素敵なポストカードまでいただいて
嬉しい楽しいが止まりません。
ちょうどいい時間。
永青文庫まではゆるゆると
森の中の階段を上ってゆきます。
途中で振り返り、ベンチに座って
景色を楽しみました。
永青文庫の展示は
変わらずに素敵です。
今回も持って帰りたいものが
いくつもあって、
2点に絞るのに悩みました（笑）。
日記替わりのメモに記すのに
おおまかなルールを決めているのです。
螺鈿（らでん）細工が好きだと
改めて思いました。
貝殻の内側の虹色の輝きが
とても好き。
幸せな気持ちを携えてこの
美術館を後にしました。
ランチに行こう。
江戸川橋駅からほど近い
「Bistro Le Soleil
（ビストロ・ソレイユ）」。
オープンは11時45分です。
5分前に着いたら先客が！
振り返ると列はのびています。
オープン。
予約をしてないことを伝え、
ぎりぎり席がいただけました。
久々の一人ランチ。
ワクワクが止まりません。
前菜は合鴨のサラダ、
メインはサーモンにしました。
全てが美味しい！！
量は多くありませんが、
満足度が高いので、
幸せが長く続きます。
パンは一般的なフランスパンではなく
もっちりして塩味が控えめ。
料理のソースをつけると
ソースのよさが際立つよう。
ワインボトルで提供される水も
すっかり飲み干し、
会計を済ませて外にでると
待っている人の列は続いていました。
時計を見ると12時35分。
まだ、たっぷり時間がある！
古代オリエント博物館に行ってみよう。
二駅となりの東池袋駅に降り立ちました。
ヒンドゥーの神々の物語、
知識は全くありません。
企画展のイラストに惹かれて決めました。
愉快そう！
ここで、
笑いが止まらなくなるほどの
できごとが。
わたしが知らなかっただけの
ことです。
ガネーシャって、頭がゾウですよね。
インドの神様ということだけは
知っています。
ほんとうに、それだけ。
シヴァとパールバティーの息子。
フムフム。
パールバティが、入浴中に
シヴァが驚かせにくることを不満に思い、
ガネーシャを門番に、
よく考えました◎
邪魔されたシヴァはガネーシャの首を
はね……、
え？ 自分の息子ですよね？！
それを聞いたパールバティーは
元に戻せとシヴァに怒り、
元に戻せるの？
シヴァはガネーシャの頭を
必死に探し回ったが見つからず、
頭をどこになくす？？
頭が歩いていく？
千と千尋の世界か……。
たまたま、そばを通りかかったゾウの
頭をつけました。
それでいいの？
パールバティー、それでいいの？
説明文が軽快だったので、
最後にどか～んときました。
こころの中で大笑い。
この日は楽しくて嬉しくて
美味しくて、
帰宅して夕食をとることを
すっかり忘れてしまいました。
久しぶりに、
こころのままに行動した一日でした。
2カ月間、ぐるっとパスを使って
行ったことのない施設を
巡ってみるのもよさそう。
今年の秋冬のマイイベントです。
