なごみカフェ 

~豊かなこころで、シンプルな暮らし~

ちょうどいいモンブラン

もうずっと、

こころはモンブランを求めていました。

 

専門店だけでなく、

スーパーやコンビニでも、

気軽に手に入るスイーツ。

 

モンブラン、といっても、

ナンバーワンは、きっと、

みんな違うと思います。

 

大好きな洋菓子店がありました。売店のようにシャッターを上げたらショーケースだったので、通りすがりに素敵なケーキたちを見ることができました。その中で、サイズが一番小さくて値段が一番高いケーキはモンブラン。別格のように感じました。マドレーヌのようなスポンジをくり抜いて、刻んだ栗を混ぜたカスタードクリームをつめ、くりぬいたスポンをかぶせます。少しの生クリームとたくさんの栗ペースト、栗のトッピング。ずっしりと重くて、食べ応えがありました。町の小さな洋菓子店の作る、凝ったモンブランは唯一無二でした。 ※写真はこの洋菓子店のものではありません。

 

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 本日の一杯

 ちょうどいい、しあわせ

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季節を問わず、

モンブランは好きなお菓子のひとつです。

 

さくさくのメレンゲ台の上に

濃厚なミルククリームがたっぷりのって、

栗ペーストがふんわりかかっている、

フランス菓子店のモンブラン

 

しっかりしたタルト台に、

チョコレートや栗が飾られた、

ベルギー菓子店のモンブラン

 

ふんわりしたスポンジ台に、

やさしい生クリーム、

黄金色の栗ペーストが輝く、

日本のモンブラン

 

どれもおいしいです。

 

 

 

あちこちでモンブランを見るたびに、

今、求めているのはコレじゃない、

と直感的に思いました。

 

直感を無視すると、

満足が得られないとわかっているので、

ずっと見送ってきました。

 

そうこうしているうちに、

栗の旬は過ぎていきました。

 

 

自宅から30分くらいのところに、

和菓子と洋菓子を扱っているお店があります。

 

添加物は極力使わず、

年代を問わず食べられるように、

洋酒も控えています。

 

やさしい味わいとこだわった製法、

良心的な価格設定で

地元に長く愛されているお店です。

 

そこにいってみよう。

 

土曜日の13時頃着いたら、

10人ほど並んでいました。

 

列の隙間から、

ショーケースをチェックします。

 

 

モンブラン、一つだけある!

 

 

前方から、

「あのモンブランさ……。」

という会話が漏れてきます。

 

売れませんように。

 

待ち時間が長く感じました。

 

そして、ついに、

念願のモンブランをゲット。

時計を見ると13時30分。

 

350円と引きかえに、一つだけ、

大切に持って帰りました。

 

濃いベージュの栗ペーストをまとい

頂きには栗が輝いています。

ベースはしっかりとした

バター入りのスポンジ。

生クリームは量もほどよく中にも栗が!

 

わたし、

ちゃんと、

しあわせを選べている。

 

ちょうどいいモンブラン

こころがしあわせで満たされました。

 

 

 

今週のお題「最近おいしかったもの」

➡ モンブラン